クックパッドニュースで無限かぼちゃのレシピが送られてきました。無限かぼちゃの意味がよくわからなかったので調べてみると、調理の仕方でかぼちゃもごはんのお伴となるおかずになり、その可能性は無限にあるぞということを言いたいみたいです。
今までかぼちゃというと醤油で煮込むか、お菓子の材料にするくらいしか思いつきませんでした。近所にもらったとしても使い切れずにかびが生えてしまって泣く泣く捨ててしまったこともありました。そのくらい私の中では調理しにくい厄介者扱いのかぼちゃでしたが、今回はこのかぼちゃがちょっとした工夫で大変身するというのです。
たとえば焼き肉のたれを使えば簡単に回鍋肉ができてしまいます。かぼちゃの薄切りを先にレンジで3分チンしたあとに他の具材と一緒にごま油で炒めるだけという至ってシンプルなレシピ。味の調整で味噌と唐辛子、にんにくを加えるだけなので本格的な中華みたいにいろいろ調味料をそろえる手間はいりません。最初はかぼちゃで中華ですか、とびっくりしますが食べやすいおかずになるんでびっくりしますよね。
そしてこの無限シリーズは何もかぼちゃだけでなく、あらゆる食材で応用が効くのでネットでは無限シリーズが流行っているようです。最近までそんなこととは知らなかったので私はびっくりするばかり。無限もやし、無限ピーマン、無限にんじんなどいろんな食材のアレンジレシピが検索できるので毎日レシピがマンネリ化しやすい方には強い味方といえるでしょう。私もいつも似たような味付けばっかりで飽きてきたところだったのです。
全体的な特徴としては身近な食材を家にあるものでチャチャッとおかずにしてしまおうという発想です。これは料理が苦手という人には嬉しいですよね。使いなれない調味料をそろえなさいといわれても抵抗あるし、一回だけ作ってすぐ飽きてしまいがち。この無限シリーズの場合はレシピは工夫次第で無限大に広がるし、レシピはネットでただでみることができるし、手を出しやすいのが嬉しいですね。わざわざ書店に行って本を買ってというのは面倒という人も多いでしょう。この気軽さがウケているポイントじゃないかなと思います。
調味料でよく登場するのがツナ缶、ごま油、鶏ガラスープのもと、オリーブオイル、塩、こしょう、にんにく、生姜といったところでしょうか。このくらいの調味料でしたらどこのご家庭でもありそうですよね。ちょっとした居酒屋メニューでもできそうなおいしそうな小鉢が写真付きでレシピと一緒に載っているのでついつい見てしまいました。特に時間がない、でもだんなさんに早く食べさせないといけないという時に使えそうな時短レシピと言っても過言ではないでしょう。
あとはやっぱり調理テクニックがあまりいらないということもポイント。電子レンジを上手に活用してテクニックいらずで短時間で出来上がるところもいいですね。たくさん作りすぎたとしても、運動会や行楽シーズンなのでお弁当用にタッパーに保管しておいても重宝しそうです。朝お弁当を作る時間がないときは、この無限シリーズでおかずをまとめて作っておけばすぐに弁当箱に詰めてお出かけできますね。
食材によってはすぐ食べるよりは冷蔵庫で1晩寝かせた方がより味が染みておいしいものもあります。たとえばなすは中華だしやごま油、ツナ缶、塩こしょうをしてレンジで5分チンしたあとにゴマをかけるだけ。これを寝かせてから食べるとよりおいしいので、たくさんなすをもらったら作り置きしてもいいかもしれません。これだったら料理下手な主婦の私でもチャレンジしやすいのでいいなと思いました。これからは冷蔵庫の食材を捨てることが減りそうですね。