我が家にはオスのシーズー犬とその息子のシーズー犬がいます。3月に縁ががあってメスのシーズ犬を飼われている方と交配をし、生まれた中の1匹です。
メスの飼い主さんが出産後3ヶ月くらい面倒を見てくれた後譲り受けました。
現在その子犬も5ヶ月になり、ほぼしつけも終わり、家の中では便をしなくなりました。人懐こい親犬とは対照的に、番犬にしてもいいくらい、家族以外の人には吠えます。
ゆずり受けて、1ヶ月後くらいに、元の飼い主さんに見せに行ってから行っていないので、久しぶりに見せに行こうということで連れて行ってきたときのことです。
元の飼い主さんに合って、子犬を呼ぶと尻尾を振って飛び掛っていきました。この子犬は生後3ケ月しか世話してもらっていないのに覚えていたのです。
本当に嬉しそうに飛び掛り、抱かれると嬉しそうに顔を近づけています。
正直私も、元の飼い主さんも感動しました。こんな子犬でも覚えていたのです。それは顔なのか、臭いなのか分かりません。嬉しそうな子犬と、元飼い主さんの顔を見ると思わず涙ぐんでしまったほどです。
そういえば今から15年くらい前にこんなことがありました。当時自宅でマルチーズを飼っていました。約6ヶ月ほど飼いましたが、幼稚園児だった子供の喘息やアトピーに良くないと言われ、知り合いにしぶしぶ譲りました。その知り合いは県外の方なので、もう会えないと思っていましたが、約1年後、近くに行くので寄りますという知らせがありました。
暖かい季節だったので玄関を開けていました。そのうち車が止まるました。知り合いが来たようです。ドアが開くと同時に、マルチーズが一目散で走って家の中に入ってきました。覚えていたのです。嬉しそうに私達夫婦に飛び掛ってきました。この時も涙ぐんでしまいました。今回の出来事は、過去の出来事も思い出させてくれて、更に犬の賢さを改めて認識しました。
もう子供も社会人となり、これから長く付き合っていかないといけないシーズー達との絆を大切にしたい気持ちになりました。