なんと、買い物したはずのものがない?

母と買物に出かけたときの話です。その日は、11月でしたが丁度雪が降る可能性があるとニュースや天気予報でやっていたのを見て、「お母さん灯油や買い物して置いた方がいいよね?」と母に言ったときの出来事です。なにしろ私は、チェーンを付ける等苦手で(というよりほとんど付けたことが有りません)雪が積もった時に動けなくなるので大変だと思ったからです。
母は、「11月なのにまた天気予報はずれじゃない?」と言われましたが万が一を考えて出かけることにしました。灯油もほとんど残っていないし冷蔵庫も空だったためです。

ついでに、少なかったガソリンを補充したりしていたのですが、みんな考えることは同じこと明日雪がふるということから結構人が来ているので沢山人も並んでいます。やっぱり今日の内に準備したのは正解だったなと感じました。

さて、そんなこんなで必要な物を用意していつものスーパーに行ったのはもう夕方ごろでしたか、冷え込みもありさっさと買物をして帰ろうと急いでいました。
やはりスーパーも、いつもより混んでいます。2つの駕籠をいっぱいにしてレジに並んで1つ、2つと精算済みの駕籠を渡すそして会計をすると結構いつもよりお金がかかったなと内心思っていたのですが、エコバックに母が詰めたものがいつもと同じようにピッチリ入っていたので、「さすがお母さん、ずいぶんきれいに入れられるんだな」と感心しました。この時は、後であんなにあたふたするとは思わないで…帰って、冷蔵庫に詰め終わったころに母がジャガイモが無いと言い始めました。そして玉ねぎもないあれこれ言うので、またスーパーに逆もどりして店員さんに聞いてみたんですが、ないと言われました。兎に角釈然としませんしあきらめられなくレシートと買物した詳細に商品を比べたら、あれが無いこれが無いとなって大慌てです。

さすがに、駕籠1つだとすぐあきらめられないしまた買うのもしゃくなので店にもう一度電話して見たら、どうやら駕籠1つ冷蔵庫に置いてくれているそうです。
しかしながら、あの戻った時駕籠はなかったし店員も置いていないと言ったはず、ちょっと?になりながら、あってよかったと思いました。
まあ、結局どういう事かはわかりませんが、1つ原因として2つの駕籠を精算してもらったときに母に2つ駕籠を渡したときにもう1つあるのに気が付かなかったということですね。
kaimono_kago

フランスの伝統工芸品カルトナージュとは

カルトナージュとは古代フランスで紅茶を入れるために生み出された厚紙でできた箱のことを言います。今ではヨーロッパの伝統工芸品になりました。1800年当時、床屋を営んでいた方が、カイコなどの繊細な物を高品質のまましまっておくために生み出されました。厚紙でできた箱に布などを切って貼って、綺麗に仕上がった保存箱のようなものです。

まず、ベースとなる厚紙は作る箱の大きさによって、1mm、2mm、3mmと厚さを変えます。次に、その厚紙にケント紙を貼り付けます。これはこの次に貼る布の裏打ちに使用するものです。フランスではボンドを使用するのに対して、日本ではでんぷんで作られたノリを使用するのが特徴です。接着面の補強などにクラフトテープを貼ります。
これはボンドやでんぷん糊を染み込ませて使用します。染み込ませて貼り付けることで、より強度を増すことができますし、いらないところは手でちぎってカットできる便利さを持っています。また、金属やタッセルと呼ばれるパーツをくっつける時にも使用されます。伝統的な道具として、先が細くなっているヘラを使用します。これはデコレーションが混み合ってきた時に、そのデコレーションを気づつけることなく根元までしっかりと届くように長年の年月をかけて編み出された道具です。この道具を使いカルトナージュは作成されていきます。材料を切るのはフランス製カッターやロータリーカッターを使用します。フランス製カッターは肢の部分が特徴的で、握りやすい作りになっているのが特徴です。ロータリーカッターは普通のカッターの刃は引いて地面との摩擦を利用して切るのに対して、ロータリーカッターはカッターの刃が回り布など通常のカッターの刃で引っ張って切るのでは生地が伸びてうまく切れない時に使用されます。