息子の夏休みの木工工作

小学生の息子が夏休みの自由研究で木工工作をしたいというので手伝うことにしました。
4年生なのでそろそろ題材に工夫が求められる時期です。

息子といろいろ話していると糸のこ盤はもう習ったということがわかりました。
家には電動工具の糸のこ盤があるので、息子に使い方を教えておくのもいいかなと思いました。
糸のこ盤があると、木の角を削っていろんな形を作っていくことが出来ます。

息子が題材に考えたのはパズルでした。
学校の算数の教科書の表紙に、三角形の模様がパズルのようになっていて思いついたようです。
10個のパーツが合わさって1つの正三角形になるものでした。
中には算数で習ういろんな形があります。
正三角形、正四角形、長方形、ひし形、台形、平行四辺形などです。
これで最終的に正三角形に出来るとはうまく考えられているなぁと思います。
題材はこれで決定です。

ホームセンターに材料と糸のこ歯を選びに行きました。
店員さんに聞くと、木材はナラという木が長く使うと趣が出て良いそうです。
少し濃い目の色で、後でニスを塗ったりすると深みが出て良い色になりそう。
そして電動工具売り場に行って、家にある糸のこ盤に合う歯を粗めと細かめの2種類を2本ずつ買いました。

まずは表紙にある三角形の図形から形起こしです。
薄い紙に透かして転写していきます。
これを元にナラの木にえんぴつでさらに書いていきます。

木に線が引けたので次はいよいよ切っていきます。
息子に機械の使い方を教えて何個か練習で切っていくとすぐに慣れました。
最初は大きく切れるのでいいんですが、難しいのは残りパーツが少なくなってきた時です。
5つくらいから小さくなってきたので、残りパーツが少しでも大きく残る順番に切っていくようにしました。
最後まで息子が全部切れたので手伝う必要はありませんでしたね。
最後はヤスリで削って、ニスを塗ってできあがり。
組み立ててみると、バッチリ正三角形になりました!

今回の自由研究はなかなか力作になって良かったです。
息子も満足そうでした。