帰ってきたICカード?乗車時にはあるが降車時に消えた話?

今日は、夕べヒーリングミュージックを掛けたまま寝たためか寝覚めがすこぶる良く、苦手な朝なのに自分史上最高の目覚めでした。
ここで油断禁物と、いつもなら慌ててやる超省略工程のみを行いゆとりを持って出勤、とはならず、いつもよりすこーし早いかなくらいの時間に出勤できました。
お気に入りの腕時計を忘れたくらいでとくに問題なくいつものバス停に到着と同時に乗りたいバスが到着し、混んでるにも関わらず何故か座れたりと、とてもスムーズに通勤開始しました。読書をしながらゆとりのある通勤時間を満喫していました。通勤用のICパスケースはいつも右手に掛けているので、その日もそうしているはずでした。

途中降りる人のために立ったり席を移動しながらも、自分の中では割とスマートに動いたはずです。
そして、自分の降りるバス停についた時事件が起こりました。
確か右手に付けていたパスケースが無いのです!
カバンの中かと探しても無い。

新しいひざ掛けを持ち込もうとサブバッグを探しても、ひざ掛けが邪魔でバッグの中が見えない!
多分3分くらいアウターのポケットをひっくり返したりしていたのを見かねた運転士さんが「いいから降りなさい」と降車口へ手を伸ばしました。
後でこの分の運賃も払うからね、という目で運転士さんを見てから降車しました。単に混雑時間だから邪魔だったのでしょうけど。
あのICカードは定期券にしていた時の印字が薄く見えてて、当時の勤め先の記憶が蘇る事があったからこの際新しいのにしようかなとか、パスケースも長く使っていて、チェーン部分が剥げてきていたからいっそパスケースも新調しようかなとか考えながら仕事をして2時間後電話がありました。
何とわたしのパスケースが営業所に届いているそうです。

よくよく話を聞くと、営業所はわたしの家からも通勤先からも遠いが、水曜日になると遺失物として警察署に行くのだとか。その警察署は自宅にかなり近い場所にあります。その話をして警察署での受け取りとなりました。
ちなみに「運賃」ですが、次回バスに乗った時に運転士に事情を話してお支払いで良いですよとのこと。
混んでない時にお支払いしようと思います。

名医は個性派揃い?評判の良い整形外科で思ったこと

初めて整形外科に行ったのは高校生の時でした。
当時、部活の最中に腰痛を発症し、母が知人に教えてもらったと言う評判の整形外科に行くことになりました。
そこは個人の整形外科病院だったのですが、中は患者でかなり混雑しています。
さすが流行っている病院はすごいなと思って待っていると、肩を脱臼した男性が入ってきて「救急なので先に見てもらいたい」と受付で交渉を始めました。
すると奥から先生らしき人が現れ「みんな同じく我慢して待っているんだからそれはできない」ときっぱりと断りました。
そこで患者さんと先生の間でちょっと言い合いになりましたが、結局男性は帰っていきました。

1時間ほど待ってようやく私の名前が呼ばれました。
診察室に入っていくと、先ほど言い合いをしていた人がいて、やっぱりこの怖そうな人が先生だったのかと思いました。
症状を説明すると「そんなことは聞いていない」とか「いらない情報は話さなくていい」とか、気難しいと言うか偏屈な先生でした。
こんな人間性でもこれだけ込み合っているのだから、腕は良いんだろうと思いましたが、体を動かす診察でもまるで鬼コーチのように「まだまだっ」「もっとできるだろう」とか言ってきます。
痛いから来ているのに、何でこんなハードな診察なの?と疑問を抱きつつも、整形外科ってこんな感じなのかなと、必死に食らいついていきました。
診察の結果は「ぎっくり腰」で、注射してもらいましたが、それ以後はその病院を訪れることはしませんでした。
当時17歳の自分にとって、その先生はあまりにも強烈すぎたのだと思います。

若い頃に痛めた部分というのは、年齢とともに弱ってくるもので、その後も何度かぎっくり腰になることがありましたが、整形外科には行かずに治療していました。
整体や鍼、カイロプラティックなど様々なところで治療しましたが、整形外科に行く気にはなれませんでした。
自分でも思った以上に、初めて行った整形外科の印象が悪かったようです。

20代も後半になったある冬、地下鉄の階段から転げ落ちてしまいました。
転げ落ちると言うよりは、まるでリュージュの選手のように滑り落ちました。
靴の裏に着いた雪で滑ったようでしたが、なんとか起き上がりそのまま出社しました。
しかし時間の経過と共に症状も悪化、まるでムチ打ちのような状態になってきました。
周りに相談すると、評判の良い整形外科があるからそこで診てもらうようにとすすめられました。

さすがに症状からして整形外科に行くしかないと観念し、紹介してもらった病院に行くと、なるほど待合室はかなり込み合っています。
名前を呼ばれ待っていると隣の診察室の会話が丸聞こえでした。
その会話から何か軽そうな先生だなと感じたのですが、実際に診察されるとそれは確信に変わりました。
何か名前聞いたことあるぞ(初めての受診です)とか、落ちた状況のわりには無事そうじゃん(無事じゃないからここに来ているんです)とか、しまいに温湿布と冷湿布の使い方も、自分がいいように適当に使ってよ、と言う始末でした。

しかし、会社からも近く電気やマッサージを受けられるリハビリ施設があるので、その後もちょくちょく通いました。
ある時、ぎっくり腰になりレントゲン写真を見ながら先生が、股関節の形が良くないと言いました。
当時はなんの症状もなかったので、気にも留めていませんでしたが、その後先生の言う通り股関節痛に悩まされることになりました。
それなりに腕の良い先生だということは分かりましたが、なぜに評判の良い整形外科の先生はこうも個性派揃いなのだろうと思わずにはいれらませんでした。