逃げ恥で結婚へ憧れ、カルテットで結婚の現実を見せられる

最近のTBSドラマはとっても面白いです。とくに、火曜22時の枠はハズレなしですね。
前期の「逃げるは恥だが役に立つ」がとても面白かったのでロスに陥っていたのですが、カルテットはそれを超えていきました。

逃げ恥は恋愛結婚がメインの話で、主人公二人のラブラブな恋愛「結婚っていいな」っていうお話だったのに対し。
カルテットは、結婚した後の夫婦の話を中心に「結婚したら恋愛が終わった」っていう問題を語り掛けていて考えさせられます。
「結婚に置ける理想と現実は違う」というのを、TBSは同じ時間に続けざまのドラマで当ててくるなんて凄いです。

たしかに、結婚して3年くらい経つと「パートナーに恋愛感情は無くなった。」って言うのを聞きます。
逃げ恥での結婚に対するワクワク感・ドキドキ感・ラブラブ感を見せ付けておいて、カルテットで妄想打破!
みくりも平匡も結婚して3年経ったらきっと、こういう風になるんだろうなって思ってます。

恋愛と結婚は違いますね。難しいですね。
お互いの意識の違い、仕事や年齢の変化、子どもが生まれたら、住む場所、、、もともと他人の夫婦が一緒に生活してれば問題も起こって来ますよね。
やたらとリアルを見せてきますね、カルテットは。結婚するのが怖くなってきました。別に結婚しなくてもいいと思えてきました。
逃げ恥もカルテットも話にリアリティーがあって、今の世間の常識で話しが作られている事が本当に凄いと思います。
フジテレビの月9みたいに時代遅れのツマラないドラマじゃないから、親近感を感じて、友達の私生活を除いているような感覚がするんです。
私たちが言いたかった事・見て来た事・伝えたかった事をドラマ化しているような感覚で、共感しています。
社会はドラマというか、ドキュメンタリーっていうか、それくらいに身近に感じる物語です。
恋愛ドラマはもう時代がちょっと違って、能天気でモテモテの主人公は見ていて寒気がします。
女性も強く仕事をしながら妻・母をするドラマがこれからはトレンドでしょうね。