新作DVDを久しぶりに借りてみた

私はケチなので、旧作の映画DVDを100円でレンタルしてるんですよね、普段は。

見たい映画があっても。旧作になるまで粘り強く待つタイプです。だって、新作料金が高いですから。

でもなかなか旧作にならない映画ってあるんですよね。かと思うと、もうこれが旧作になってる、なんてものもあって、基準がいまいちわかりません。

まあ、でもこの間、新作DVDを久しぶりにレンタルしました。どうしても見たくなってしまったので。

新作借りるなら、5枚借りて1000円というお得な借り方を利用するのがいいんですよね。そのつもりでいって、5枚選ぼうとしたのですが、どうしても見たい映画が二本しかなかったんです。あとは旧作になってからでもいいかなというものだけ。

それで、無理して5枚借りることないか…と思い、どうしても見たい新作映画を一枚借りました。見たのは「キャロル」という映画です。

パトリシア・ハイスミス原作の映画で、原作も読んでいたのでどうしても見たかったんです。映画館に見に行きたかったのですが、見逃したのでレンタルはどうしてもしたかったんですよね。

少し映画用に変えているところはあったんですけれど、本筋はそのままで、原作ファンとしても最高でした。

この映画は昔の時代設定でアメリカの女性同士の恋愛を描いたものなんですけど、かなり美しい映画になっていました。現代でも同性同士の恋愛はみんなが「普通だよね」と受け入れているわけではないと思うので、昔はもっと大変だったんだ…とそういう点でも改めて興味深かったです。でも、ひとを愛するって、性別とかを超えて尊い、美しい幸せなことなんだなと思わせてくれました。

あと、これは旧作で前に見たんですが、邦画の「この国の空」も良かったです。戦時中に、隣の家に住む一人暮らしの年上男性と不倫の恋におちる若い女性の物語なんです。

戦争と恋。演じていたのは長谷川博巳さんと二階堂ふみさんで、すごく静かな映画なんですけれど緊迫感があってよかったです。

最近映画見たいブームが自分のなかにきているので、どんどん見たいと思います。
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友人の建てた新築一戸建て

大学時代の友人が昨年結婚して、今年新築一戸建てを建てました。彼女は埼玉の郊外に住んでいますが、どうしても新築一戸建てに憧れていたようで、頑張ってローンを組んで建てることを決めたそうです。
友人の住んでいる地区はそこまで便利ではありませんが、逆に土地の値段がそれほど高くないので、何とかローンを組んで新築一戸建てを建てられそうだと思ったそうです。
友人の憧れる一戸建ては木の家です。
友人の親戚の家が木の感じの家で、ドアも壁も皆むき出しの木でできています。そのような雰囲気に憧れて、自分の家を建てることがあればそうしようと決めていたと言います。
ローンは35年くらいで、月々10万近くの支払いになりますが、友人夫婦は共働きなので何とかなるようです。友人も旦那さんも共に公務員なので、安定して働けるという強みもあります。
旦那さんも新築に憧れていたようなので、2人の意見が一致したようです。

先日友人の新築の家が出来上がったと聞いたので、私も埼玉に遊びに行きました。
出来上がった家はとても大きく、モデルハウスのようでした。
庭もあり、そこで木も植える予定だといいます。
玄関も広々としていて、広いリビングルームにたくさんのかわいらしいインテリアがあります。観葉植物もたくさん置いてあり、なんとなく友人らしいなと思いました。
作りも友人が言っていたような木の家で、ドアや壁などが皆むき出しの木になっているのがとても素敵でした。
テレビに出てきそうな家です。

私は今までこのような感じの家に入ったことがなかったので、新鮮でとても嬉しかったです。二階も見せてもらいましたが、二階も広々としていて、天井も高く居心地のよさそうな感じでした。
将来子どもができた時のために子ども部屋もきちんと用意してあるのがさすがだなと思いました。
友人宅は埼玉の郊外ですが、車があれば特に不便はないそうです。
友人も旦那さんも2人とも運転できるので、車を使って楽しく暮らしているようです。

昔と今のWebサイトのカタチ

私がWebサイト制作を生業としていた頃まだまだインターネットの普及率は低く、大部分はISDN、企業などはかろうじてADSLを導入しているような時代でした。
そのような状況下でWebデザイナーは「如何にファイルサイズを軽くするか」を一番の大きな課題とし、アクセスしてから表示されるまでに○秒かかるWebサイトはダメ!jpegにはプログレッシブを、gifにはインターレースを!
と試行錯誤し、遅い回線でもきちんと読み込みことができ、それなりに見栄えのいいサイト作りに励んでいました。

私の勤めていた会社は元々紙媒体のデザインを主にしていたのですが、これからはWebもできるようにならないと!ということWeb部門が作られました。
そこへ私が入社したわけですが、Web部門はなんと私一人だけだったのです。
他の人が紙媒体を手がける中、一人で黙々とWebサイトを作るようになりました。
当然周りの人は上司を含めデザインのプロではあっても、Webに関しては全くの素人です。

「もっと写真大きく、きれいにして」→画面一面写真は無理です。そしてこれがキレイの限界です。

「ここの行間もうちょっとなんとかならない?」→Macのマイナーブラウザまで対応するのは厳しいです…。

紙なら人によって見え方が違うということはありません。
しかしWebの世界はインターネット環境にも左右され、パソコンのOSや使用しているブラウザにも左右され、ユーザーの設定にも左右されます。
当時はこのことをなかなか理解してもらえませんでした。

時が経ち、現在では上のような悩みを抱えることはありません。

インターネット環境が整備され、高速インターネットが当たり前の時代に。
昔は動画=重いということで避けられる要因でしたが、今ではYoutubeやUstreamなど動画は当たり前、画像だって画面いっぱいに表示させても一瞬で読み込みが完了します。
もう「この画像なんとか25kbに収まらないかな…」なんて悩まなくていいのです。
ブラウザも独自の規格や解釈をやめ、同じソースで同じものが表示されるようになりました。Macで見たらWinと表示結果がまったく違う!ということもなくなりました。

しかし、今のWebクリエイターが悩み、試行錯誤することがないのかというと、そういうわけではありません。

急激に普及するスマートフォンやタブレットへの対応は今やマストです。
また、SEOなど昔は見向きもされなかった部分が今もっとも重要視されるようになってきています。
動的コンテンツも増え、パーツにちょっとした動きをつける際にはどう動くか、その動きをどのようにプログラミングするか、と悩みは尽きません。

時代の移り変わりとともに、クリエイター達の悩みも移り変わっていくのです。